一般・社会人の方

学生の頃諦めた数学をもう一度学びたい

今年こそは公務員試験を突破するために少しは数学にも力を入れたい等々、社会人になってから数学の魅力や必要性を感じられた方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。 数学だけは避けてきたけれど、とうとうそういう訳にもいかなくなったという方や、どうしても得意にしたい事があるという方等、何でもご相談下さい。

 

実際のコンサルティングの一例をご紹介致します

どんな試験を受験されるのか、その為にどんな事を得意にしていきたいのかを、予め頂いたメールも参考にしつつ、数学を学習される動機や意気込み等をお聞きします。特に公務員や教員採用の試験を受験される方は、志望先の自治体の過去問等があればご持参下さい。

忙しい中でもどこで時間を作って何を学習していくのか、

試験の傾向に合わせて過去問を分析したりしながら、無理や無駄のない学習を計画して参ります。

 

現在の学力で解ける問題や解答を見ても分からない問題等を選別し、

試験の傾向を考えると解かなくて良さそうに思えても、繰り返し解く事で本来得意にしていきたいと思っている事につながる様な問題等も紹介しつつ、今後の学習に役立てていく事を目指します。

短時間のうちに多くのテーマ性を持った問題をこなしていかなければならない

事情等も考慮し、どんな練習をしていけば時間内に正確に解けるのかを、試験の受け方や問題を解く順番について話し合いながら明らかにしていき、実践していけそうな事をお互いに把握した上で学習方法を確立して参ります。

ケース②(数学を学び直したいという方からのご依頼)

私がまだ大学生だった頃、とあるNPO法人の理事長の方から、博士の愛した数式という小説に出てくるオイラーの公式について詳しく知りたいから、レポート用紙にまとめて送ってほしいとのご依頼がありました。その方は化学科のご出身で、高校の数学は少し思い出せるといった具合だとお聞きしておりました。「実際にお会いしてみないと、どのくらいの知識をお持ちなのか分からないな…」「高校の数学とは言っても、戦後すぐのカリキュラムで学ばれてるから、現代のそれとは違う部分も出てくるんじゃないかな…」と不安な気持ちを抱きつつも、指数関数、三角関数、複素数に始まり、級数の収束性は大切だけど、少しうるさい話になってくるから今は省こうとか考えながら書いているうちに、Ａ３のレポート用紙約２０枚分の冊子が出来上がりました。学生の身分でありながら、人生の大先輩にこんなものを送っていかがなものかとも思いながら、その冊子はポストに投函しました。それから１ヶ月半ほど経ったある日、その方から贈り物と一緒にお手紙を頂きました。そのお手紙には「これを読んでオイラーの公式の魅力と偉大さを感じたことに加えて、三角法の説明において、昔兄が仕事でサイン・コサインの計算を行っていたことを思い出し、とても懐かしい記憶が戻ってきました。頂いたレポートは私の家宝とします。」とのお言葉がありました。私がとても嬉しかったのは、三角関数(文中では三角法と書かれていました)を通して大切な人との記憶を思い出して頂けたことです。人と共に学ぶことの暖かさを教えて頂いた、私にとっての忘れられない思い出です。

ご契約頂きますと、毎週定期的にコンサルティングをさせて頂くことが可能です。 　ご契約を希望される方向けのページや料金についてのページもご参照下さい。